浴室の介護手摺をDIYで取付ましょう!
手すりの取付方法浴室手すり編
浴室は,手すりがほしいと最初に感じる場所です。高齢者家庭内事故No.1も浴室です。 素人(DIY)でも取付けが出来るように、ステップ1~3でプロ施工業者の浴室手すり取付方法をご案内致します。 ユニットバスの場合はこちら |
ステップ1:手すりの位置を決める
ステップ2:手すりを取り付ける
タイル壁は付かないと思っている方も多いのですが、
柱の位置を選ばなくて済むので、逆に取付がしやすい壁です。
準備するもの(TOTOインテリアバーの場合)
・電動ドリルドライバー ・タイル用ドリル(6ミリ) ・シリコーン ・樹脂プラグ
●取付ポイント1
タイル(厚み5mm程度)+下地調整モルタル(厚み1~3cm程度)を貫通すると、
木下地やブロック塀下地、又は空洞になります。いずれの場合も、取付方法は同じです。
●取付ポイント2
タイル壁の厚みが薄い(叩いてポコポコ音がする)場合は、取付を避けましょう。
また、下穴を一つ開けて、壁が薄い・タイルが浮いている等が判明した際は、
取付を避け防水のためシリコーンで穴埋めをした上で、ご近所の工務店等に相談しましょう。
タイル壁が薄い(叩いてポコポコ音がする)場合や、タイルが浮いていた場合は取付を避けましょう。
●取付ポイント3
ネジ固定に使うプラグは“羽付きの樹脂プラグ”を使用しましょう。
“羽無しの樹脂プラグ”や“鉛プラグ”よりも確実に取り付けできることが、
メーカーのテストで確認されています。
「鉄筋コンクリート下地のタイル壁」や「ブロック下地」の場合は、
タイルを貫通した後、コンクリートドリルで下穴をあけます。
天井に点検口がある場合は一般浴室用ではなくユニットバス用の商品をご利用下さい。
詳しい取付方法(ユニットバス)はこちら
こんな壁には要注意!
【1】竹割タイルを使用している壁縁に竹割りタイル(曲面のタイル)を使っているタイル壁は、積み上げ貼り(団子貼り)をしています。特に目地付近は空洞の可能性があるので、取付に注意が必要。 |
【2】既にヒビが入っているタイルヒビ割れが悪化する可能性あり。 |
通常は下から配管 |
横に配管する場合も まれにあります。 |
【3】水栓金具がついている壁面通常、水道管は下から立ち上げますが、まれに横に配管(壁内部で)する場合もあります。 万が一、水道管に穴を開けてしまった場合、 水道元栓(水道メーター横)を閉めて、 お近くの工務店、または水道屋に電話して、 直してもらいましょう。 |
【1】縁のタイルが曲面目地付近は空洞の可能性があるので、ネジを避ける。 |
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【2】タイルにヒビがあるヒビ割れが悪化する可能性あり。 |
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【3】水栓金具がある水栓金具の下や横に水道管があるので、穴を開けないようにする。 |
ご自分の家の壁を調べてみて、よく分からないときは、無理せずに
お近くの工務店に依頼して下さい。
弊社では、お客様ご自身の工事による事故等の賠償を
一切負う事が出来ません。
自己責任において施工を行って下さい。
利用者に喜ばれる
介護手すりを
取り付けましょう!
注:壁構造は様々あり、ご紹介した壁は一例です。
浴室手すりの施工例